mixiについて考えてみる。
べにぢょのらぶこーる - やっと分かったよ!ミクシィが”気持ち悪い”理由!!を読んでみて、なるほどなぁと思った。それで、ちょっと思ったことがあるのでだらだらと書いてみる。至極、自分の視点から見た主観的な話になりますが。
僕は、mixiのスクリプトを3つも書くほどのmixi好き…でもないんですね。ただ、思いついたのがmixiだけだったわけで。まぁ、人並みにはmixiを使っているとは思うけど。
mixiはリアル社会
最近思うのは、mixiは本当に現実社会をネット上に写しただけのものなんじゃないだろうか。そりゃSNSなんだからそうだろうって言われたらそれまでですが。
日記=トーク、マイミク=友達・知人、コメント=トークへの相槌、リアクションとして考えてみる。
べにちょさんが書いている、『ミクシィユーザーに課せられた5つの暗黙のルール』を例に挙げてみると、
- マイミクの日記は全て巡回し、定期的にコメントを残さなければならない
友達とのトークは現実世界では避けられない(というより、避けない)。そして、話してる最中に相槌うつのは当然。
- 自分の日記にコメントがついたら、必ずレスをつけなければならない
友達が自分のトークにリアクションしてくれたなら、それに対するリアクションも当然。
- マイミクのマイミクとは仲良くしなければならない
友達の友達は友達だ(笑)普通に考えて、友達の友達とは仲良くなったりもしますね。義務感があるかどうかは別として。
- オナニー日記をスルーしてはならない
友達の、独りよがりなトークですらも、現実ではなんらかのリアクションをしなければならない
- 本当のことを書いてはならない
(これは、僕の周りではそんなことはないのでパス)
という感じで。現実世界で考えれば、当たり前なんではないだろうか。マイミクのリクエストが断れないってのも現実で「友達になってください」といって断れるか?って話じゃないだろうか。マイミク切りがしづらいってのも、「友達を簡単にやめられるか」ってことだと思うし。マイミクの日記を表示させないのは、「疎遠になったけど、アドレスは携帯に入ってる」みたいな*1。
mixiの楽しみ方
実際mixiを使ってる人って、大多数が「マイミクはほとんどリアルの友達」って人だと思う。そりゃ、mixi中毒の人だったりは違うんだろうけど*2。
僕も、マイミクはほぼ実際に顔の見たことある人です。mixiは「リアルの友達とネットで馴れ合うサービス」と僕の中では理解しています。「なんでネットでまでリアル友達と馴れ合うの??」と思う人もいると思いますが(僕もちょっと思う)、今大学院修士1年という状況で、簡単には会えない人たちがたくさんできました*3。でも、メールをわざわざ送るほど用事があるわけではない。というときに、mixiで元気にしてる(日記を書いている)となんだか安心するんですよね。
あとは、ネットに明るくない人と議論する場として使ってたりしますね。今日も遠い場所に就職したマイミクさんと熱く討論したりしてました。ネットに明るくない人にとっては、ネット=google or mixiですから。そういう意味では、ネットの敷居を低くしてくれたmixiには感謝しています。
こういう風に、「mixiはこういうものなんだ!!」って割り切れている人にとってはmixiは楽しいんだろう。でも、「mixiって何でこうなの??何でAPI出さないの??自分でデザイン変えれないの??ってか、SNSじゃなくない?」って思うような人たちには、いまいち楽しめないんだろうな。大多数の人は、「API、SNSって何??」って世界だし、「デザインとかめんどいから変えない」って思ってるんじゃないだろうか。逆にデザインとかの自由度が増すと「変えなきゃならない」っていう気持ちが生まれて敷居が高くなるのではないだろうか*4。